かつて私は、静岡県・愛知県で鍼灸整骨院を7院経営する傍ら、スポーツトレーナーとしてシドニー・アテネ・北京オリンピックやワールドカップなど多くの世界大会で代表選手をサポートしてきました。
そんな世界の第一線とも言える舞台で私が目の当たりにしたのは、海外と比べて日本は“スポーツ科学”という領域で普及が遅れているという事実でした。
「日本のスポーツ界がさらなる発展を遂げるためには、絶対にスポーツ科学が必要だ！」そう確信した私は、スポーツ科学を自身の生涯のテーマに掲げ、日本での普及を目指して歩みはじめました。
その第一歩としてジュニアアスリート向けスポーツ科学アカデミー「アローズジム」を開校。運動が苦手な子からジュニアアスリート、トップアスリートまで競技力向上に貢献してきました。

そして2022年新しいステージに突入しました。アローズジムは、11年以上にわたって蓄積してきた延べ20,000人以上の膨大な体力データを基に、様々な人々の競技力向上に加え健康増進もサポートできる「アローズラボ」に生まれ変わりました。活動的で自由な人生を生きたい全ての人々をスポーツ科学でサポートする新しいサービスです。
病院は医学で病気や怪我を診ますが、アローズラボはスポーツ科学の観点で健康・運動能力を診て伸ばす施設です。
鍼灸整骨院で患者さんと向き合う中で、手を差し伸べたい人を支えられない、どうアプローチしていいかわからないという苦悶をスポーツ科学でサポートしてみせる。こういった想いに賛同して頂いた方たちが、今次々と手を挙げパートナーとしてアローズラボを開設、全国に広がりを見せています。

科学とはこの世界を理解するための努力の歴史です。
臆さずイノベーションに挑戦し、人間の、人類社会の進化を一歩でも前に進めたという足跡を残したい。
私たちの努力を未来に繋げることで「スポーツ科学を当たり前の世の中に」の理念を実現していきます。